フェリー紹介
現役のフェリー
第十こふじ
就航:平成7年12月 総トン数:347トン
ディーゼル:1600hp 最強速力:12.4ノット
旅客定員:600人
備考:両頭型フェリー・客室内に喫煙室・1階にシルバー室
就航:平成7年12月 総トン数:347トン
ディーゼル:1600hp 最強速力:12.4ノット
旅客定員:600人
備考:両頭型フェリー・客室内に喫煙室・1階にシルバー室
本航路初の両頭船です。両頭船の特長は、前後に駆動装置を持つため、どちらを船首にしても進むことができ、車が前進で乗船できるので、運転手の負担が軽減されることはもちろん、積み込み時間が短縮できるなど多くの利点を持っています。「時代にあった居住空間」をテーマに、シルバー室、喫煙室を設置し、お客様の居住性を追求した造りとなっています。
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第十こふじ正面
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車両デッキ
客室(椅子席)
ゆったりとした客室の椅子席(209名)。前後客室にはテレビを設置してあり、似島側客室にはテレビ横に似島を広く紹介するモニターテレビも設置しています。
もちろん、周辺の風景をご覧頂きながらの航海をお楽しみいただけます。
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シルバー室(1階)
階段を登るのが辛い方や、車いすの方等に使って頂けるシルバー室を設けております。1階にありますので、そのまま移動して頂けます。
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客室(座席)
客室内にはゆったりくつろげることのできる座席が左右2ヵ所にあります(69名)。
寝そべりながらの渡船はリラックス出来ます。 -
喫煙室
船内は禁煙となっておりますが、喫煙席も広いスペースを準備しておりますので、こちらで喫煙をお願いします。
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オーニングデッキ
客席の外にあるオーニングデッキは、天気の良い日には最高の眺めと風を感じる事が出来ます。
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旅客乗船券購入
乗船時に会計担当者に直接料金をお支払い下さい。
詳しい料金はこちらでご確認ください。 -
車両乗船券購入
乗船後担当者がお車まで集金に行きますので、担当者が来るまではそのまま車内でお待ち下さい。
連絡船の変遷
第十五小富士丸
就航:昭和28年~同40年10月
焼き玉エンジン:115馬力 総トン数:38.44トン
旅客定員:135人 備考:木造船・暖房のみ
就航:昭和28年~同40年10月
焼き玉エンジン:115馬力 総トン数:38.44トン
旅客定員:135人 備考:木造船・暖房のみ
こふじ
就航:昭和35年2月~同47年5月
ディーゼル:115馬力 総トン数:75トン
旅客定員:268人 備考:鋼鉄船・暖房のみ
就航:昭和35年2月~同47年5月
ディーゼル:115馬力 総トン数:75トン
旅客定員:268人 備考:鋼鉄船・暖房のみ
「こふじ」は、似島で初めての鋼鉄造りのディーゼルエンジン搭載船で、船体はスマートな流線型をしていて、乗降は舷門から行い、二輪や荷物の積み込みもできるようになっていました。この頃はまだ、瀬戸内海航路でも鋼鉄船は数隻しかいない時代でした。
第二こふじ
就航:昭和35年2月~同47年5月
ディーゼル:450馬力 総トン数:134.34トン
旅客定員:415人 最強速力:12.5ノット
備考:鋼鉄船・暖房のみ
就航:昭和35年2月~同47年5月
ディーゼル:450馬力 総トン数:134.34トン
旅客定員:415人 最強速力:12.5ノット
備考:鋼鉄船・暖房のみ
船体は「こふじ」と同じ流線型ですが、長くなった分だけスマートに見えました。定員は415名と、「こふじ」の約1.5倍の能力を持っており、荷物置き場は軽自動車2台分の広さがありました。速力は12.5ノットと、当時では快速を誇っていました。
第三こふじ
就航:昭和47年2月~同62年5月
ディーゼル:720馬力 総トン数:197.14トン
旅客定員:556人 最強速力:11.5ノット
備考:鋼鉄船・暖房のみ
就航:昭和47年2月~同62年5月
ディーゼル:720馬力 総トン数:197.14トン
旅客定員:556人 最強速力:11.5ノット
備考:鋼鉄船・暖房のみ
時代の期待に応えて建造されたのが、本航路初のカーフェリー「第三こふじ」です。この時代の似島は、車の通る道そのものがまだ整備されていなかった時代で、フェリー就航によって道路を始めとし、住宅建設資材なども車で運ぶことができるようになり、時間的な短縮はもちろん、コスト面でも似島住民の生活に大きく寄与することになりました。
第五こふじ
就航:昭和54年5月~平成7年10月
ディーゼル:950馬力 総トン数:197.14トン
旅客定員:600人 最強速力:12.6ノット
就航:昭和54年5月~平成7年10月
ディーゼル:950馬力 総トン数:197.14トン
旅客定員:600人 最強速力:12.6ノット
備考:鋼鉄船・当初暖房のみ、後に冷暖房
「第三こふじ」より角形でスマートになった分、船体の長さ・幅共に大きくなり、車が多く積めるようになりました。また、「第五こふじ」が就航するまでは、「第三こふじ」がドック入りの際、純旅客船の「第二こふじ」が代わりを務めるしかなく、その間車を運ぶことができないため、車のお客様に広く案内しなければなりませんでした。
第八こふじ
就航:昭和62年2月~平成27年4月
ディーゼル:1000馬力 総トン数:264トン
旅客定員:600人 最強速力:12.8ノット
備考:鋼鉄船・冷暖房完備
就航:昭和62年2月~平成27年4月
ディーゼル:1000馬力 総トン数:264トン
旅客定員:600人 最強速力:12.8ノット
備考:鋼鉄船・冷暖房完備
冷暖房を完備した最新鋭船として就航したのが、「第八こふじ」です。「第五こふじ」に比べると、総トン数・馬力ともに一回り大きくなり、幅が広くなった分、車が多く積めるようになりました。建造に当たっては、「ゆとり」をテーマに、居住性・明るさに主体をおき監視カメラ・エアカーテンなどの船内機器も装備した造りとなっていました。
平成27年4月からフィリピンで活躍しています。
平成27年4月からフィリピンで活躍しています。