サイクリングマップ

似島は島全体を一周できるサイクリングコースがあります。総走行距離は11~12km程度ですが、登り坂など様々な条件を加味すると、大人が普通に回ると2時間程度と思われます。
似島港を左に曲ると似島学園までは、自動車などの車両通行不可の区間です。従ってぐるりと島全体一周し、満喫するには自転車が一番です。捕捉としては、現在似島には自転車店・修理店がありませんので、車両整備・準備等は入念に行ってから出発したほうがいいでしょう。なお、急なパンク程度のトラブルなどは、似島港近くにある消防署や公民館のほうに声をかけられても対応してくれると思います。
また朗報として、地域の活性化を目的としたレンタサイクルの貸し出しを27年11月中頃から開始する予定です。(当初10台程度)

コースの説明

似島港を出発して「南回り」と「北回り」のコースが選べます。このサイクリングコースの最難関箇所(アップダウンが続く)を先に味わうか後にするかを基準にして選ばれればいいと思います。
例えば、先に難関をくぐりぬける選択をされるのであれば、港を出られて左に曲がり「北回りコース」を、又最後に難関箇所を通るチョイスをされる場合は港を右に出られて「南回りコース」と言う事になります。
交通量も少なく、のどかな風景を楽しみながらサイクリングできるこのコースは、地元の住人の方々ともフレンドリーに触れ合うことができます。気軽に声を掛けコミニュケーションを取ったり出来るのはやはり自転車ならではですね。絶景ポイントもいたるところに存在し、疲れを忘れさせる瀬戸の島々と潮風が心地よい汗をかかせてくれること請け合いです!
サイクリングマップ 似島港前 走りやすい道路 急傾斜 山田荘前 フッと一息 たくさんの釣り人 少年自然の家 似島学園 車両通行不可区間 宇品方面の景色 釣り人 静かな道 焼却場付近 ゆっくりと時間が流れていく
サイクリングマップ
1.似島港前
似島港前サイクリング南回りコースは桟橋を降りて右へ曲がりココからスタートします。 写真は似島港を降りると右ナナメ前にあるタオダ電気店。パンク修理をお願いできる心強いお店。おそらく皆さんはココが出発地点になると思われます。 こちらへ行かず、左に曲がるとアップダウンのある難所を先に味会うことが出来ます。(北回りコース) 島には食堂や店舗がありますが、似島港の周りに集中していますので出発前の飲料水、お弁当、備品などは港前で済ませておくと良いでしょう。
2.走りやすい道路
走りやすい道路交通量も少なくほとんど車は通りません。
安心してサイクリング集中できます。
歩道はほとんど整備されていませんが、自転車は基本的に車道を走らなくてはならないので問題ありませんね。
ただし小さいお子様連れの方はやはり注意が必要です。
ガードレールのない場所や、ちょっとした段差もときどきあります。
ヘルメットなどの防具も用意していると安心ですね。
3.急傾斜
急傾斜右回りコースを選ばれた方は始めての上り坂になります。傾斜が少しきついです。
しかし距離的には短いので楽に越えられると思います。
一気に上りきるのがコツです。100メートルぐらいなので気合を入れて頑張りましょう!!
4.山田荘前
山田荘前キツイのぼり坂をクリアすると視界に飛び込んでくる壮大なパノラマビュー。人生楽ありゃ苦もあるさの歌詞どおり、この景色はご褒美ですね。
上り坂で路面とにらめッこしてたので、この開放感はなおさら感動です!!
5.フッと一息
フッと一息瀬戸ののどかな風景の代名詞「牡蠣いかだ」。ぷかぷか浮かんだ様子はふっと気持ちを楽にさせてくれる。
自転車ならではのリラックスした雰囲気とあいまって心もぷかぷかしてきます。
6.たくさんの釣り人
たくさんの釣り人自転車で走っていると必ずといっていいほど、釣り人に出会います。似島は島全体が釣りスポットといっても過言ではないぐらいグッドポイントが点在しています。釣り人を見かけられたら、休憩がてら気軽に声を掛けてみよう!
広島本土からの釣り客が多いので帰りのフェリーでご一緒になることもあります。
7.少年自然の家
少年自然の家お弁当を持ってこられた方や、家族でこられて休憩をされたい方などは少年自然の家施設内にある公園で食事を取られるといいと思います。
海沿いをツーリングし、木陰でランチなんて似島の自然を満喫できて贅沢ですよね。
また施設内のプール横にもちょっとしたテラスがあり、こちらもご利用いただけます。
8.似島学園
似島学園爽やかに自転車をこいでいると、子ども達の賑やかな声が聞こえてきます。元気に遊ぶ姿は少し疲れてきた身体に力を与えてくれます。
屈託のない笑顔で話しかけてくる子供達はとても爽やかで、こんなコミュニケーションが図れるのも自転車ならではですね。
9.車両通行不可区間
車両通行不可区間南回りコースをチョイスされた方は似島学園を過ぎると車両通行不可の道に入っていきます。道幅が急に狭くなり不安になるかも知れませんが大丈夫です。
一本道なので迷う事はありません。
ココからはアップダウンの激しい道のりになりますが、島の手付かずの自然や、瀬戸内のすばらしい景色が堪能できますので気合を入れて自転車をこぎましょう。
10.宇品方面の景色
宇品方面の景色ゆるやかなアップダウンが続きますが、時折木々の合間から見える景色と潮風は何ものにも換えがたいです。奥に見えるのは出島、そしてプリンスホテル。
行き交うフェリーを目で追いながらまじまじと瀬戸の海を見つめる。
こんなに近くに素敵な場所があったのを再認識させてくれる。
11.釣り人
釣り人道中沢山の釣り人に出会います。この区間は車両通行不可の区間なので釣り人も思いっきり道路から竿を出しています。自転車ですれ違う時、勇気を出して声を掛けてみましょう。まだまだ難所は続いていきますので、釣果などを話題に会話をすると気分転換になります。
この辺りが一番広島本土に接近しています。宇品や江波の造船所がはっきりと見て取れます。
しかし人気のつりスポットの為、びっしりと竿がひしめいていて中々思う場所から眺める事が出来ません。ちびっ子達は気をつけてね!
12.静かな道
静かな道静かな道は吸い込まれそうになるほどの景色と共にすべてを洗い流してくれそうです。錆びたガードレールが素朴な島の雰囲気とあいまって、心の洗濯が出来そうです。さあ!ゴールの似島港までもう少しです。
13.焼却場付近
焼却場付近少しですがキレイな砂浜が存在してます。
自転車を置いて浜に下りると「サクサク」と心地いい感触が伝わってきます。
こぎ続けた足にはこの上ないマッサージですね。
注・車両通行不可区間なので道路の整備は十分ではありません。特にこの近辺は幅も狭くガードレールも整備されていない箇所があります。又5~6センチの段差や溝もところどころ存在します。
くれぐれも転倒に注意してください。
14.ゆっくりと時間が流れていく
ゆっくりと時間が流れていくのどかな民家の前を通ると、不思議な感覚に襲われます。タイムスリップしたような、どこか懐かしい景色と空気が自転車のスピードとあいまって癒されます。
押しては返す波の様子に合わせてペダルをこぐと島全体と一体感が生まれて疲れなんて感じませんね。